環状列石構成巨礫の重量計測洗浄業務

青森県埋蔵文化財調査センターにて巨礫の重量計測洗浄業務を行いました。

この巨礫は、むつ市の酪農(3)遺跡から出土した環状列石を構成するものです。

発掘調査の概要については、埋蔵文化財調査センターのHPにある、

令和3年度青森県文化財発掘調査報告をご覧ください。

https://www.ao-maibun.jp/houkokukai/2021_houkokukai.html

青森県埋蔵文化財調査センターの職員さんなどと合同で、礫の記録を行うために、洗浄から計測までの業務をおこないました。

環状列石構成巨礫(作業前)

洗浄作業 遺跡に埋まっていたので、土や泥といった汚れが付着しています。

洗浄作業 礫の中に入り込んだ汚れを丁寧に洗い流します。

重量計測(クレーンスケールによる)

巨礫は1個約40㎏から大きいもので約120㎏あります。(※写真は67㎏です)

縄文人はどうやって運んできたのでしょうか?様々な想像が膨らみます。

寸法計測 礫の記録を残すため、寸法を計測しています。

シート養生 作業完了後は、シートで養生しました。